ほろ苦い失敗のキオク ~その2~
前回に引き続き、私の恥ずかしい失敗談をもう一つご紹介。
舞台は前回同様、10年前のニューヨーク。
勉強の合間、おなかの減った私はホットドッグのベンダーへ向かいました。確か一つ$1.25位だったので、懐具合(お金)的にも小腹の足し的にもちょうど良い感じです。
私:「Can I have a ホットドッグ?」
おじちゃん:「...」
私:「ホットドッグ, please?」
おじちゃん:「... ...」
私(の心の声):「またかいっ。いやいや、ここホットドッグ屋さんだし、それ以外にはジュース位しか売ってないし、通じないとかあるワケ!」
おじちゃん:「... ... ...」
私:「This! This!」(奥の手)
またも完敗です。ホットドッグしか売っていないホットドッグ屋さんで、ホットドッグを買えないこの情けなさ(涙)
理由は前回同様、発音にありました。
今回は、”ホット”が問題。スペルと正確な発音記号は、
hot [hάt]
「ホット」よりも、「ハット」に近い発音ですね。
前回のクロワッサンとは違い、基本的な単語のhotは中学時代に習ったはずですが、習う事とそれを実際に使える事の間には、大きな開きがありますよね。
語学に関しては特に、習うより慣れろ。
しかし、当時は凹んだなー(ホットドッグしか売っていないホットドッグ屋さんでホットドッグを買えないって、、、)