36歳から始める大学院留学

不定期更新による、留学のキオクとキロク

Commencement

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子供のころから不思議に思っていた事がありました。

遠足や旅行など楽しみにしていたイベント当日の朝、なぜか目覚まし時計をセットした時刻直前に自然と目が覚めます。そして、二度寝することもなく、いつもはあんなに苦労するのに、後ろ髪をひかれる事なく布団からエスケープ。

今朝もそんな感じでした。そう、2年間の大学院生活を通して最大のイベントである commencement があったから。

「commencement」。”始まり”や”開始”という意味以外に、”卒業式”や”学位授与式”とも訳します。”始まり”と”卒業式(終わり)”では真逆の意味なのに面白いですよね。聞いた話では、卒業=「終わり」ではなく、=「新たな旅立ち」と捉えているようです。

このブログの最初の投稿「はじめに」でも書きましたが、大学院留学を目指したのは10年前の2006年。

 

10年。

 

随分と長い時間掛かってしまいました。貯金を始めて、TOEFLGREという英語のテストを受けて、エッセイを書いて、いくつも願書を出して、学校を決めて、2年間勉強して。

ですが、私には必要な時間だったのでしょう、きっと。

そして、commencement=「新たな旅立ち」の通り、卒業は終わりではなく始まり。これからどんな人生になるのかわかりませんが、感謝の気持ちを忘れずに、自分らしく生きていけたらいいなと思っています。

 

今日、2016年5月14日(土)、大学院を卒業しました。