36歳から始める大学院留学

不定期更新による、留学のキオクとキロク

オンラインビデオ

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私が現役の大学生だった頃にもあればなぁ~。

とっても便利なんです、このオンラインビデオ。授業の様子がレコードされており、授業後にイントラネットにアップロードされます。

私の学科は技術的な講義が多いので、(日本のように?)教授が板書し生徒がノートを取る、というスタイルです。となると、板書と教授の説明を聴く、を同時に行わないといけません。

しかし、私の英語力では、手を動かすのと頭で理解する事の同時作業がなかなか難しく、ノートを取ると説明が頭に入らなく、講義に集中しているとノートが取れません。そんな私にとって、オンラインビデオはなくてはならないツールなのです。

以前は講義に集中して、後からビデオを見返しながらノートを取っていましたが、今は逆に授業中にノートを取り、後から講義の説明を聴いています。というのも、教授の板書をカメラでフォローする係りの人が、ときどき(いや、結構な頻度で...)サボります。教授がカメラからフレームアウトしたまま声だけ響く、みたいな。最悪、フレームアウトしていた時の板書が見れないまま進んでしまう事も。

昨年の秋学期には、(うっかり?)大の苦手な数学を取ってしまいました。何度聴いても教授の講義は理解出来ないは、インターネットで調べても難しいはで途方に暮れていたのですが、YouTubeにアップロードされている日本の大学の講義を見つけて、アメリカに居ながらこっそり復習したりもしていました。

一方で、確かに便利にはなりましたが、良い悪いの物差しでは計れないのかもしれませんね。もしオンラインビデオがなければ、授業前に必死に予習をし、授業にも集中して参加するはずです。逆に今は復習出来るので、予習しなくても何とかなるし、授業に臨む真剣さも比較すれば低いのでしょう。

願わくば、英語力をもっと向上させて、板書も講義の理解も授業内で完了させたいなぁ